日本の未来を担う子どもたちは私たちの大切な宝です。この子どもたちを守るために社会全体がそれぞれの立場の責任において「対策の実行」と「意識の啓発」を進めることが望まれます。
「対策の実行」とは、地域、学校、保護者、警察、行政、事業者など子どもを取り巻く人々が防犯対策を実行していくことです。安全情報のメール配信、スクールガード、防犯パトロール、防犯ブザー、あいさつ運動、安全セミナーなどできる限りの防犯対策を講じながら、頼りがいのある社会であることを示していきます。
「意識の啓発」とは、犯罪が多様化している社会に対応できる免疫力を子ども自身でも身につけようということです。やっていいこと悪いことというような基本的な倫理観も育てていく必要があるでしょう。
このページが、「安全」について子どもたちと語り合うきっかけとなることを願います。街頭の安全、インターネット(パソコン)やケータイの安全な使い方について99年から小・中学校などでセミナー開催時に児童に配布してきた小冊子をまとめました。毎年、3万人の児童生徒に配布しています。
有効にご利用いただければ幸いです。
平成21年3月5日
特定非営利活動法人
日本ガーディアン・エンジェルス
理事長 小田啓二